内田カンパニーの短歌教室【パロディ短歌①】
2024.04.09
今年の受験が終わりようやく一息つけました。ということで、内田カンパニーの短歌教室「日々のつれづれ」復活です。今回は、中学校の新年度に向け知っておいてほしい近代の短歌を内田カンパニー風にアレンジしました。パクリではなく、リズムや音の綺麗さに敬意を込めて一種のオマージュだと思ってください。あんまりふざけすぎると何かの協会に怒られそうですが、このパロディ短歌でクスっと笑ってもらい、元の名作といわれる有名短歌に行きついてくれれば言うことありません。元の作者(歌人)の名前は載せておきますので、興味を持ったら是非調べてみてください。調べて知って二度楽しい。それでは、6歌ずつ楽しんでちょうだい!
[石川啄木]
やはらかな 鰻食べれる 名店の 価格目に見ゆ 泣けとごとくに
ふるさとの ラピュタなつかし 見ろ人が ゴミのようだぞ いかずちくらえっ
たはむれに 母のサンダル そのあまり 狭きに泣きて 三歩あゆまず
不来方の お家の庭に 猫呼んで すぐに吸われし ちゅ~るのまぐろ
[若山牧水]
幾山河 道を越えて たどり着く ことがなければ 架け橋ならず
白滝は 哀しからずや 肉のそば ネギのそばにも 寄らずただよふ
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