冬に咲くサザンカ
2023.02.01
寒い冬でも元気に咲いているピンク色の花を見かけます。
この花は何?
そこそこ詳しければ、ツバキかサザンカか、どっちだろう、となるのではないかと思います。
いずれも冬に大きな花びらをつけてさかせています。
そういうときには地面を確認です。
ひらひらと1枚ずつ散っていく花びらでサザンカであることがわかります。
ツバキは花は似ているものの、花びらが散るというより、咲き終わったら花全体が落ちていきます。
そんなサザンカですが、真冬に花をつけていると、いかにも寒さに強そうな、そんな印象を与えますが、決してそうではありません。自生のサザンカの北限といわれているのは佐賀県千石山といわれています。品種改良されたものが本州でもうえられており、街路樹としてもよくみかけるのですが、それでも北海道の気候にはさすがに耐えることができず、北海道だと温室とかに限られているようです。春にお花見として親しまれているサクラのソメイヨシノは関東地方では3月下旬から4月のあたまに、北海道でも5月頃に満開になりますから、ソメイヨシノのほうがいかに寒さに強いかがわかります。
皆さんも街中で寒い中がんばって咲いているサザンカの姿に目を向けてみてください。
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