熊代大地(くましろだいち)

燃えカスではないんです。

2022.11.12

はいどーも!熊代です。

いきなりですが、本日ご紹介するのはコチラ!

こちらの瓶詰めでございます。
これはなんでしょう?
もちろん、食べ物ではありません。

少し取り出してみると、こんな感じ。
砂…?のような

これは数年前、ここで購入したものです。

そう!火の島めぐみ館!!

…って、どこ!!!

日本でも有数の「火の国」とされる、あの県です。

もうちょっと遠くから撮影したものをみてみましょう。

はい!

ということで「桜島」です。
富士山に近い形の成層火山のひとつですね。

瓶詰めの中身は、桜島の火山灰でした。
すぐにわかった人はいたかな?

火山の近くには博物館のような施設が設置されていることが多いので、
その地域の歴史や、その火山のでき方などを学ぶことができてとても楽しいですね。

ここでは「桜島」の名前の由来についても説明がありました。

地図で見ると、南東側からつながっているのです。
火山でありながら、島と名付けられ、実際は半島である…
なかなかややこしいですね。笑

名前の由来には諸説あるようですが、私が好きなものは「人の名前」に由来するものです。

10世紀頃に、京都のお役人であった「桜島忠信(さくらじまただのぶ)」という人が、
この地方に赴任してきたので、その苗字をとったとするものです。

名前がそのまま火山の名前になるということは、よほど愛された人だったのでしょうね。

 

さて、そんな桜島ですが、日本有数の活火山でもあります。
20227月頃には、噴火警戒レベル5(避難要請)となるほどの大きな噴火があり話題になりました。
すでにレベル3(入山規制)にまでは引き下がっていますが、心配は残ります。

日常的に噴火している火山ですから、周囲の道路や建物には火山灰が積もりがち。
それを集めて、瓶詰めや缶詰めにして販売しているんですね。

 

「火山灰」と聞くと、いわゆる「灰」のように、
ふかふかしたものを思い浮かべる人が多いようですが、実際は違います。

この一粒一粒が「鉱物」で、触るとじゃりじゃりしています。

白っぽいのが、石英や長石と呼ばれる鉱物ですね。
割合的にはほとんど長石でしょうか。

鹿児島には多くの火山があります。
新燃岳(霧島山)なんかもトレンドの一つですね。

全国旅行支援も始まりましたので、もし鹿児島へ旅行に行かれる際には、
“マイ火山灰”を手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

★皆既月食いかがでしたか?
天候にも恵まれ、とてもくっきりと観測することができましたね。
リンスタでもその様子を撮影することに成功しました!

まさに前回ご紹介した「赤銅色」です。
真っ暗ではなくこのように色が変化するというのは不思議ですね。

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