熊部翼(くまべつばさ)

フルマラソン挑戦記(後編)

2022.12.20

前回はフルマラソンに挑戦することになった経緯とハーフマラソンでの経験をお話ししました。
前編はこちら!

今回はいよいよフルマラソンに挑戦した際のあれこれをお話しします。
(今回も中学入試や国語に関する話題は出てこないので悪しからず…)

練習は結構大変でした。
夏期講習期間中に生徒達は日々の学習、私は日々のランニングで合計100km走るというチャレンジをしてみたり(95kmしか走れず失敗に終わりましたが…)、体重を10キロ落とす挑戦をしてみたり(こちらも定期的なリバウンドで結局7キロしか落ちませんでした…)。家から10km離れた地点まで走って折り返し、家まで5kmの地点で足がつって歩けなくなったこともありました…。

そんなこんなで大会当日を迎えます。
早朝5:50にバスに乗り、大会会場へと向かいました。

写真①海沿いの朝日

天気にも恵まれ素晴らしいマラソン日和でした。

写真②栄光のバッジ

栄光のバッジもつけて準備万端です。

今日は何が何でも“完走”しなければなりません。
前回のハーフマラソンの反省を活かし、どれだけ余裕があっても、1kmあたり、7分より速く走らない(ジョギングより少し早いくらい)のペースを守り続けることにしました。30km地点までは本当に何の問題もなく進みました。最初の10km20km地点から30km地点までのペースは全く変わらず、もしや余裕で走り切れるのでは…?と思っていました。
しかし、30kmを過ぎたあたりで今までと同じペースで走っているつもりであるにもかかわらず、一向に給水ポイントや31km地点にたどり着かないのです。30kmから32km地点までの長さは10km地点から20km地点までの長さと体感的に、ほとんど変わりませんでした。でも、諦めるわけにはいかない。一歩だけ前に進むことをひたすら繰り返せばいずれゴールに辿り着くと自分に言い聞かせ、足を前に進め続けました。
周囲のランナー達の半分くらいは歩いているという状況で、(歩いても制限時間内にゴールには辿り着くぞ?1kmだけでも歩いて回復するといいのでは?走って途中で怪我するよりは歩いて確実にゴールする方がいいのではないか。)と、弱い自分が何度も顔を出しました。けれど、生徒達との約束は“完走”することでした。最後まで走ってなきゃダメだよなー、と思い直してひたすら走り続けました。
もはや早歩きと変わらないのではないかと思うくらいにペースが落ちてきた頃にようやく40km地点までたどり着きました。

写真③そういえば途中で自撮りする約束をしていたのを思い出してとった写真

そして、ついに“完走”しました。

写真④フィニッシュゲート

写真⑤栄光バッジとフィニッシュメダル

写真⑥看板の前で記念撮影

これにて、今年の受験生との約束は無事に果たされました!

前回の記事はこちら

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