どうしてもやる気が出ないときの対処法
2023.09.15
やらなければいけないと分かっているのに、どうしてもやる気が出ない…。
そんなことってありませんか?
特に夏休みのように、時間に余裕があるときほど起こりがちですよね。
「今年の夏休みこそは!」と意気込んだものの、思ったように学習に取り組めなかったみなさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、どうしてもやる気が出ないときの対処法の中から、難関中学に合格した先輩たちも実践していた3つの方法を紹介します!
対処法①「1分だけ取り組む」
いきなりですが、質問です。
勉強で最も「苦しい」のはどんなときですか?
「苦手教科と向き合うとき」「難しい問題を解くとき」など、色々と浮かぶと思いますが、勉強をしている時よりも「勉強を始める前」が最も嫌な気持ちになりませんか?
そして勉強を始めるまでの時間が長くなればなるほど、やらなくてもよくなるための言い訳が次から次へと浮かび、余計にやる気がなくなってしまうことも……。
そんなときには、「1分だけ取り組む」が有効です。
「1分だけ」というのがポイントで、1分で終わるという安心感から勉強を始めることのハードルが低くなります。
そして人間には作業興奮という性質があり、「せっかく始めたのだからもう少し続けようかな」という気持ちになることが多いです。
学校や習い事に行く前は憂鬱だったのに、行ってみたら何だかんだ楽しかったというのはまさに作業興奮の例です。
つまり、やる気があるからやるのではなく、「やるからやる気が出る」のです。
今日はどうしてもやる気が出ないというときは、1分だけ取り組んでみましょう。
たとえ1分であっても、1年間続ければそれだけでも365分(約6時間)になります。
そしてあえて挑発的な書き方をしますが、もし1分も頑張れない自分がいたとしたらそんな自分をみなさんは許せますか?
対処法②「目標を見直す」
やる気はその日の気分に左右されることもありますが、目標設定の仕方が原因でやる気が出ないことがあります。
人が何かを継続できるかどうかは、実は目標設定の段階で決まっています。
つまり、やる気が出ないということは、やりたいと思えるような目標設定ができていない可能性が高いということです。
目標設定のときに大切なのは、可能性の有無ではなく、「自分が成し遂げたいかどうか」で目標を考えることです。
たとえば受験であれば、自分の偏差値を基準にして合格できそうな学校を志望校にすることが多いです。
それは「行きたい学校」ではなく「行けそうな学校」なので、むしろやる気が出なくて当然ではないでしょうか。
受験直前期はさすがに難しいかもしれませんが、それ以外の時期であれば自分の気持ちに正直になって目標を考えることが大切です。
どうしてもやる気が出ないときには、自分の目標が本当に目指したいものであるのか見直してみましょう。
心の底から本気で目指したいと思える目標であれば、どんなに困難があってもワクワクしてくるものです。
それを叶えたときの自分の姿をぜひ想像してみてください。
対処法③「思いきりリフレッシュする」
「やる気が出ない=気合いが足りない」とネガティブに思われがちですが、頑張っている分、疲労が蓄積しているケースもあります。
そんなときには、思いきりリフレッシュしましょう!
とことん趣味を楽しんだり、友だちと遊んだり、普段行かない場所に出かけたり等々…。
「こんなに遊んでいいの?」と思うぐらいリフレッシュすることが大切です。
少しだけ楽しむという姿勢では、自分の欲が十分に満たされず「もっと遊びたい」という気持ちが沸き上がってしまいます。
そもそも、気分が全く乗っていない状態で勉強をしても内容がなかなか定着しません。
ときには思いきりリフレッシュすることが目標達成の近道になります。
ただし乱用にはくれぐれも注意ですよ、、、!
今回はどうしてもやる気が出ないときの対処法を3つ紹介しました。
自分の夢や目標をやる気に妨げられるなんて悔しいですね。
行動を決めるのは、「やる気」ではなく「自分自身」だということを「やる気」に教えてあげましょう。
やる気に打ち勝ったあなたの可能性は無限大です!
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