大学受験が有利になる資格とは!?
2023.04.24
英語系資格・検定スコアの早期取得は大学受験に有利!
ご存じの通り、英語系資格・検定のスコアは、合否判定材料として各大学の入学試験の場で利用され始めています。英語系資格・検定といえば、特に馴染み深い英検®やTEAP®、大学生以降のキャリア形成のために利用されることも多いTOEFL®、TOEIC®が代表的です。近年、英語系資格・検定の種類が増加しており、大学受験において幅広く利用されています。(この記事は「大学受験合格に向けて有利な資格」について、あくまで資格や検定を受検することがどのように優位性を持つのかを紹介するものであり、当塾EIKOH LiNKSTUDYとして資格や検定の受検を推奨するものではありません。ご了承ください)
一定の基準を超えると、英語の試験が免除されることも!
大学の学部学科によってその点数化範囲は多様であるため一概に言い切れませんが、最も大きく点数化されるといえるのが「英語試験の免除」という措置です。英語試験で満点を取ったことと同等に扱われるケースもありますし、検定スコアに対して段階的に基準が設けられており「スコア〇〇ポイント以上=英語試験の〇〇点に換算」というように、換算扱いすることで試験自体の受験は免除するケースもあり、事前に資格取得することで有利にはらたきます。
また、免除とまではいかないにしても、学部学科の入試実施要項で指定されている資格を取得していたり検定スコアの基準に到達していたりすれば「〇〇点加算する」「〇.〇倍する」というように、加点加算材料として扱われることもあります。もちろん、学部学科の入試実施要項で告知されている英語系資格・検定のスコアの基準に基づいて判断されるので、よく確認しておく必要はあります。
総合型選抜や学校推薦型選抜でのアピール材料にできる
出願書類の中には、取得している資格や検定のスコアを記入するための項目欄が設けられていることがあります。どの程度評価を左右するのかは選抜ごとに異なるので、一概にはいえませんが、有利な材料になることは想像できます。筆記試験だけでは測ることが難しい「目標達成力」や「課題解決力」等、個人の資質を問われる面接の場では格好のアピール材料にすることができます。
ただし、英語系の資格・検定スコアをアピール材料にする受験生は少なくないと思われます。英検®なら2級(高校卒業程度)以上など、高校卒業レベルの英語の学力を有していることを前提としながら、更に上級のレベルの資格・検定スコアを取得することで他受験生との差を生み出すことができそうです。
英語以外の試験科目の学習時間を増やせる
事前の資格取得やスコア取得で英語の試験が免除されるのであれば、他の試験科目の学習のために時間を多く費やせる、と考えることもできます。
資格や検定の種類にもよりますが、英語系資格試験や検定の実施回数には幅があります。年間3回実施のものもあれば、60回実施と頻度の高いものも存在しています。大学や学部学科によって、英語系資格・検定スコアの取得時期(有効と認めるのは〇年以内受検のもの、など)に指定があることが多いので注意が必要ですが、たとえば「2年以内受検のもの」という指定であれば高校1年生時、高校2年生時に学部学科が指定する基準に到達することも可能です。英語が得意な受験生は、早期に準備することで、他受験科目のための学習時間を多く生み出せます。早めの準備で、周りに差をつけましょう!
英語はすぐに得意科目にするのが難しい
高校で学習する英語は、あくまで中学校で学習する文法事項をベースとしています。「なぜそうなるのか」という理屈や根拠が存在する教科ですが、なんとなく感覚に頼って学習していると入試や資格試験、検定では得点する力を手に入れることが困難です。一方、すでに高校生になっていても中学校での学習内容相当の弱点補強をすることで英語の学力が向上することも珍しくありません。
「大学受験に向けて英語系資格・検定スコアの取得、得点向上を目指しているけれども、実は中学生時代から英語が苦手で…」
「英語系資格・検定スコアを早期に取得にするために、大学受験に向けて高校英語の学習内容も早期にマスターしたい」
といったお考えやお悩みがある際は、ぜひ早めに個別指導塾や進学塾、予備校等へのご相談をお勧めします。
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